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「凸凹のあるちりめんに筆で絵を描く。

      誰もやらないことをやってみたかった」

 

 

もともとは生地の色柄などを手がけるテキスタルデザイナーで、日本の伝統を活かそうと 十数年前から、丹後のちりめんを画布に取り入れた。

ちりめんは色がにじみやすいため、顔料とのり剤を練り混ぜた顔彩(がんさい)をつけた細めの筆で、トントンとたたくようにして 描く。

点を少しずつ重ね、線を生む細かな作業。

修正ができない為、失敗するたびに一から描き直しが必要とされ、完成に3ヶ月以上を要する作品もある。

全国で個展を開催し、これまで国内外で数々の賞を受賞している。

久保義裕 絹絵

Photo by EcoGreen

久保義裕 絹絵
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